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 か、かわいー。
家族で食卓をかこんでテレビに映し出されたカルガモ一家の歩く姿をながめながら、末っ子の女の子が、箸を止めて声を上げた。
 お父さん、あの子達無事に池までたどり着けるかなぁ。
 あのカルガモ達は、親切で優しい人間達に見守られているから、だいじょうぶさ。
心配そうな長女の言葉をうけて、父親が答えると..
http://www.gix.or.jp/~montas-7/j/vol121.html