それから、異性と結ばれる為に猛烈に働いた。
通勤電車に揺られる間中、何かに追われるように本や新聞を読みあさった。
周囲で、自分のコピー達が幅をきかせる様になったころ、
疲れはてて家に帰り着くと、今日一日の出来事が走馬燈の様に浮かんでは消え、
やがて、床に着いたわたしは、長い人生を終えた。

vol.246
Mm by man
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