思えば、日陰の存在から大勝負に出て、世界の桧舞台で成功をおさめた俺は、これから後に続く者達の手本として注目されるはずだった・・。そ、そうか。速すぎたんだ奴の登場が。
 ちぇ、おもしろくねぇ。 
その時、昨年までのヒーローは始めて気づいたのだった。
憧れのヤンキースのユニフォームを着たマツイという存在を許せない自分に。

vol.254
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