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03/23 カラリとした快晴の一日。ほどよい風が吹いて渡り日和となる。一日を通して、まさに三々五々という感じにワシたちが渡ってゆく。遠いワシが多かったが、真上を高く飛んでくれるものも。澄んだ青空の中の、白黒黄色のオオワシの姿は惚れぼれする美しさ。今回は都合により、これにて調査を終了します。 03/22 朝から気持ちのいい青空がひろがったが、強い西風が残る。いくらなんでもこの風では…と思いきや、低く、高く、ワシたちが岬から出て行く。さすがに戻ってくるものが多かったが、みんな、口をあけて苦しげに帰ってくるのが印象的だった。 03/20 今日も嵐の一日で調査はなし。 03/20 暴風雪警報が発令される一日。何度かワシの姿を見掛けたが、渡りの気配はなし。 03/19 早朝まで冷たい雨が降る。日中は青空が時々のぞく曇り空。追い風にてこずって、戻って来てしまうワシも多かったが、予想以上の数が渡って行った。ワシは、他のタカに比べると、天候にあまり左右されずに移動するようだ。 03/18 明るい曇り空。気温は低くないけど風が湿っぽくて、寒さが骨身にしみる。午前中、東の海上を点々と渡るワシを数える。集計してみるとまずまずの数字になったが、実感なし。 03/17 午前中、一時的に雲が拡がったが、青空の一日。陽射しは温かいが、風かだんだん強くなる。ワシの動きは昼前後に集中。数は少ないながらも、すぐ近くをすり抜けてゆくワシの迫力に大満足。 03/16 風も穏やか、朝から晴れる。ワシたちは朝6時前からぱらぱらと渡り始め、15時過ぎまで、たいくつしない程度に通過してゆく。やはり、青空の下での調査は気分がいい。 03/15 雲が多いながらも、うれしい青空。ただ、南西の風が強くなる。今日も点々となって遠くを渡るワシを数える。天気の割には寂しい数字。やはり、ワシの渡りのピークは3月の初めか？ 03/14 午前中は時々吹雪く曇り空だったが、午後には青空が広がってくる。今日は東海上、遥か彼方を流れるワシが多かった。普通の人には、ただの黒い粒々にしか見えないだろうけど、まさに「渡っている」という光景で、私にはシアワセな一時だった。 03/13 断続的に吹雪く、寒い一日。午前中、雪の止み間に7羽のワシたちが現れたが、岬上空まで来て戻ってしまった。夕方近くには青空がのぞくが、この時は動きなし。 03/12 気圧配置は冬型に。冷たい西風が吹きつけ、吹雪の時間が半分ほど。気温もどんどん下がってゆく。今日は車の窓から顔だけ出してワシの姿を探す。空が明るくなると果敢に沖へと飛び出してゆくワシたちだが、さすがにこの風は辛いらしく、ことごとく戻ってきてしまう。 03/11 初日はなんと雨降り。昨日はよく晴れてたのになあ。週間予報を見る限り、しばらく雪や曇りの日が続きそう。もう一日早く来たかった。 |
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 2006年北海道 宗谷岬 タカ類通過羽数の推移 ↑Topへ
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| 雪の降る日は車の横での調査（3月14日） |
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| 晴れた日は展望台へ（3月16日） |
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| 強風の中、果敢に北を目指したオオワシだが、さすがにこの荒れ模様は辛い。戻って来る時は波しぶき をかぶりつつ。 |
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| オオワシ【Haliaeetus pelagicus】です |
| 撮影：久野公啓 |