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04/18 ようやく雨もあがったし、と外に出たら、すでに十数羽が頭上に浮いていた。こういう朝を待っていたのだ、という気持ちになる。まだ降りそうな暗い空をバックにノスリが次々に現れ、雨雲から湧いてくるかのよう。9時に突然晴れた後も、昼頃まで調子よく渡りは続く。西風が残り、低く戻ってくる個体もいて、龍飛らしい光景。気分よく調査終了し、タカとは逆に南下開始。 04/17 西風になり、22〜23mの強風が続く。この風では渡っていないはずだが……。 04/16 朝はクルマから離れずに様子見。風速23mの東風、飛んでくるのはゴミばかり。6時から降り始め、午前中はぼた雪。昼過ぎには日が差して、ハイタカがひらひら這う。ノスリは勢いよく出ていくが、戻ってくる時はヨレヨレ。 04/15 今日も高めにスイスイ飛んでいく。昨年生まれのノスリもちらほら。午後は雲が厚くなり、東風強まる。また崩れるようだけど、もう昨年のような「川」が現れることはなさそう。 04/14 最初のノスリが飛んだのは、すっかり明るくなった5時前。風がなく、渡りは高く遠くなり、昼前には探しても何も見つからなくなる。午後は西風が出て、上空を飛ぶノスリがぽつぽつ。タカは期待したほどカウントできなかったが、カラの群れが空にぶちまけられたように飛びまわり、いよいよ龍飛の春という感じ。今年初のヒヨも6羽の群れでやってきた。 04/13 降ったりやんだりの疲れる天気。ノスリたちがぞろぞろ出て行っては戻ってくる。ワシが渡らないような日に、ぐるぐるノスリには付き合いきれん! 04/12 数年前までなら霧笛が響いていたはずの濃い霧。今朝もハクチョウが移動しているらしく、声だけがにぎやかに聞こえてくる。風車も灯台も見えず、久々の休日。 04/11 朝はハクチョウの群れが続々と通過。昼前後、東風がかなり強かったが、ちっとも寒くない。風が強い間は低く戻るノスリが多く、ゆったり翼を広げているだけでエレベーターのように上昇するのがおもしろい。小鳥は大きな群れこそ来ないものの、急に新顔が増えた。ツバメ、イワツバメが目立つ。 04/10 岬の林にシジュウカラの群れが入ってにぎやかになる。風が弱く、朝から高い渡り。昼過ぎにすっかり曇ってしまうまで、途切れずに上空を流れていく。ノスリ、オオタカともに初めて幼鳥を確認。今朝は4年ぶり3度めのモモイロペリカンも。タカの列とは別に低く飛んできて、岬近くで長く旋回して上がってから渡っていく。やはり巨大な鳥。 04/09 風のない静かな朝。早朝は小鳥の声も、いつものハヤブサの姿もない。数羽のタカの他にワシ2種が渡った後、8時半からノスリの集団が現れ、岬近くでタカ柱。タカの列は意外と続かないが、ハクチョウやカモの編隊を見たり、小鳥の群れが来たりで、のんびり楽しい雰囲気。昼からは西風が強くなり、低く戻ってくるタカも増え、人間は朝脱いだ防寒着を全部着込む。 04/08 冷たい東風。すぐ南側まで雪が降っているが、朝はぱらぱらと渡る。北海道が消えるとタカも来なくなり、ただただ寒い。 04/07 昨日ほどではないが、普通に強い西風。朝は小雪が舞う寒さ。5時半からノスリが次々に岬に浮く。はじめは出ては戻る個体ばかりだったが、1時間後には高く通過していくようになる。 04/06 夜明け前から強烈な北西風。まっすぐ歩けないほどの風に、タカたちも岬から先へ進めない様子。渡りの数字はさみしいが、実は上空にタカがいない時間はほとんどなし。風に向かっていく時は、ぐっと力の入った形で動かず、下から舞い上がってくる時は目の前に飛び出してくる、龍飛風タカ見日和。ノスリをちょっと冴えないタカと思っている人は、強風に果敢に挑む姿を見れば印象が変わることでしょう。 04/05 雲は多いが一応晴れ、風も穏やか。6:30に見つけた最初の集団から高い。そして速い。10時頃まで途切れない列を忙しくカウント。その後は、つぶつぶ探しになる。オオワシは遠かったけれど成鳥で、白がきれい。寒くないので、夕方までぽつぽつ渡るタカを見る。今朝もマガンの群れが通過。ミヤマガラスの大きな群れもようやく現れた。 04/04 星空から一夜明けると雨雲あり。7時頃からどんより暗い空をノスリがざらざら流れていく。岬に戻って再び出ていく個体も多く、退屈はしないが、憂鬱な空。昼前にタカが飛ばなくなり、海を見るとトドが1頭漁港に接近中。以前やってきたオットセイに比べ、可愛いげのない動物である。漁師に見つかったら大騒ぎになるのだろうけど、小雨の中、のんきにトド見物。 04/03 雨が止んだ途端、タカが出てくる。まだ雨雲だらけなのに、北海道が見えているからか、渡っていってしまう。午後はあまり動きがなく、また降ってきて早仕舞い。 04/02 東風に変わったが、穏やかな朝。明るくなるとすぐにノスリ達が動き出す。戻ってくる個体が多く、小雨がぱらつき始めても、行きと戻りがすれ違いながら飛んでいる。昨日の夕暮れ、オジロワシが岬まで来て戻ったのだが、今日は現れず。ガンの群れがいくつか通過。 04/01 早朝は雪雲が何度か押し寄せてくる。小鳥の気配もなく、冬気分に逆戻り。9時前に青空が見えてからノスリが出てくるが、思ったほど忙しくならない。晴れてからは西風が強まり、戻りのタカが下から浮いてくる龍飛らしい光景。渡りは午後のほうが多く、終了後も夕方まで岬上空に来るノスリを見かけた。明日につづく? 03/31 雪は跡形もなく、朝から景色がくっきり。北海道は、対岸ばかりか函館山まで異様に近く見えた。風は北西。出ていくノスリ、見ていてもなかなか進まず、かなり苦労している様子。オオワシ1羽が岬付近まで来て戻っていった。 03/30 嵐の続き。風のこない場所まで移動したまま静かな一日。気温が高く、朝の雪景色がすでにぐしゃぐしゃ。 03/29 朝は北海道がきれいに見えたが、すぐに暴風雪となる。岬を少し離れると路面が濡れているのに、龍飛では夕方になっても乾いた路上を雪がサラサラ飛ばされ渦巻いていた。風速は30mを超え、大荒れ。 03/28 穏やかな暖かい日。高空をはばたきながら行くタカが多い。ツブツブの列はノスリの小川といったところ。小鳥の種類もいろいろで、この時期としてはにぎやかな雰囲気。ツバメ1羽確認。 03/27 西風強い。青空の下、初日から渡りを満喫。しかし、重大な問題発見。調査地での防風の要であった「旧海軍監視所」が取り壊されてしまい、苦労することになりそうです。 |
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2006年青森 龍飛崎 タカ類通過羽数の推移 ↑Topへ
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