2000年秋期タカの渡り速報
福岡 油山片江展望台  定点調査地

   更新:2000/10/16 20:00:18
場所 福岡県福岡市城南区大字片江
    (33°31’N、130°22’E、EL:210m)

調査 日本野鳥の会 福岡支部

注:記載数値は速報値であり、最終記録は報告書による

内容の転記はご遠慮ください

片江 タカの渡り通過羽数推移グラフ
調査地の概要
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調査状況とその方法
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List of Species in this Site
月/日
Month/Day
天候
Weather
時 間
Investigation Time
サシバ
Butastur
indicus
ハチクマ
Pernis
ptilorhynchus
アカハラダカ
Accipiter
soloensis
ツ ミ
Accipiter
gularis
その他タカ others タカ類計
A total of Raptors
備 考
Remarks
羽数 主な種類
9/14 10:00-12:00              0 地付サシバ
15 8:30-16:00   7         7  
16 晴/曇 8:00-16:00              0  
17 7:20-16:00   16     7 ハヤブサ 23  
18 7:00-16:00   129 27       156  
19 6:30-16:00   134 2       136  
20 6:30-16:00 3 494     2 ミサゴ、チゴハヤブサ 499   
21 曇//小雨 6:30-17:00   13         13  
22 曇/雨 7:00-16:00   23         23 10/16修正 
23 曇/晴 7:00-16:30   122     6 ハヤブサ、チゴハヤブサ 128  
24 6:45-17:00 4 417     5 ミサゴ、ハヤブサ、チゴハヤブサ 426  
25 6:40-16:05 2 465     2 ミサゴ、チゴハヤブサ 469  
26 8:00-16:15 6 109     9 ハイタカ、ミサゴ、ハヤブサ、チゴハヤブサ 124  
27 9:00-16:45 4 116     1 ミサゴ 121  
28 晴//曇 9:00-16:15 2 196     1 チゴハヤブサ 199  
29 雨//曇 9:00-16:00         1 チゴハヤブサ 1  
30 曇/雨 9:00-16:00   11         11  
10/1 7:00-17:00 2 452     9 ミサゴ、ハヤブサ,チゴハヤブサ 463  
2 晴/曇 7:10-15:00 3 82     3 オオタカ、ハヤブサ 89  
3 9:00-16:00 3 290     3 ミサゴ、チゴハヤブサ 296  
4 7:30-16::00 5 115     3 ハイタカ、チゴハヤブサ、ノスリ 123  
5 8:00-16:00 4 35   1 2 ハイタカ、ミサゴ 42  
6 8:00-16:00 1 1       1 チゴハヤブサ 3  
7 8:00-16:00 6 16     13 オオタカ、ハイタカ、ミサゴ、チョウゲンボウ、チゴハヤブサ、ノスリ 35 10/10修正 
8 曇/雨 8:00-16:00 1 13     4 ハイタカ、チョウゲンボウ、チゴハヤブサ 18  
9 8:00-16:30 43 6     47 オオタカ25、チゴハヤブサ18,ハイタカ、ミサゴ、ハヤブサ、チョウゲンボウ 96  
10 8:00-16:00 6 42     52 オオタカ15、ハイタカ19、ミサゴ、ハヤブサ、チゴハヤブサ9、ノスリ 100  
11 7:15-16:00   18     28 ハイタカ、ミサゴ、チゴハヤブサ、ノスリ 46  
12 曇//小雨 7:45-15:00 1 5     13 ハイタカ、チゴハヤブサ 19  
13 12:00-16:00   2     5 ハイタカ、チゴハヤブサ 7  
14 9:30-16:00 4 2     45 オオタカ、ハイタカ、ミサゴ、ハヤブサ、チゴハヤブサ、ノスリ 51  
15 9:45-16:00 1 2     12 オオタカ、ハイタカ、ミサゴ、チゴハヤブサ、ノスリ、大SP 15  
101 3333 29 1 274 3738     
09/16 台風の影響で風強し
09/19 数日前からサンショウクイがうろうろしており、本日23羽と28羽の別個体を確認。
09/25 96羽の群を2回確認しました。今シーズン最大の群で皆感動したようです。
09/26 天気が良すぎるためか、飛行高度が高く、高度1000m以上を飛翔しました。このため、真上に来てやっと気付くことが多く、コースをちょっとでもズレると確認できなかったと思います。
09/27 午後3時20分から4時の間に100羽が飛来しました。飛行高度が高く、バックが青空のため、観察しづらい状況でした。コースがちょっとずれたものは、かなり見落としているのではないでしょうか。
09/28 午前中は21羽の群が低く飛び、油山で舞い上がった後南へ飛去しました。全体に風が弱かったため、羽ばたいている個体が多く見られました。
09/29 午前中は雲間を飛翔しましたが、午後は降雨のため0でした。小雨の時に、アマツバメ、ヒメアマツバメが忙しく飛んでいきました。
09/30 予想に反して晴れ。期待に胸膨らませて多くの会員が片江展望台に集合しました。期待通りに午後3時過ぎには、鷹賦がはっきり見える個体が続出し、歓声の渦でした。観光客の方々も感激して、しばし観測して行かれました。
10/05 単独行動の個体が増加し、群が少なくなったような思われる。風がない所の為か、市内の低いところを飛翔している。
10/06 薄曇りの天候で靄が立ちこめ、視界不良。
10/07 気温高く無風状態、ヒヨドリ、メジロの移動多い。
10/10 オオタカ、ハイタカ、チゴハヤブサの数が例年より多い。ハチクマもまだまだ飛来しており、何時観察をうち切るのか判断に迷っています。
10/11 ノスリがほぼハチクマと同様のコースで飛来する。
10/12 例年になく小型タカが多く飛来し、楽しい観察になっています。「今年はちょっと変だ!」との会話がしきりに飛び交っています。
10/16 片江展望台での観測を、15日で終了しました。多くの方々のご協力をいただき、成果を上げることができました。インターネットの効果で、金・土曜日と京都から来客がありました。また、昨年度に設置した案内板の効果として、「案内板を見て驚き、通って来ました」との方々も多く、タカの観察が野鳥の会だけのものではなくなったとの印象を強くしました。


2000年福岡 片江展望台 タカ類通過羽数の推移
(2000 9/14〜10/15)