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 力の強いその少年は、いつも仲間と、あちらこちらの、つみ木を崩してまわっていた。
仕返しが怖くて、かれのつみ木に手を出すものが誰もいなかったので、力の強い少年は、ますます高くつみ上げることができた。
 ある日のこと、いつも崩されてばかりで、お手上げの力の弱い少年が、怒ってつみ木を投げつけた..
http://www.gix.or.jp/~montas-7/j/vol152.html