彼は、すぐれた素質と、きたえあげられた体力・知力を発揮し、会社に貢献を続けたが、やがてストレスと過労が高じて、近ごろでは会社も休みがちのようだ。
専務そろそろお時間です。秘書が声をかけた。ああ、わかった。ありがとう。私は書きなれた名前をリストラ名簿の最終リストに、ていねいに書き込むと、父親である社長の待つ重役会議室へと向った。

vol.45
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