細心の注意をはらって彼に接するわたし。夢にまで見た、めくるめく快楽のとき。彼はわたしの理想の男なのだ。ついに結ばれる最高の幸せ。
「とてもじょうずよ」やさしく気づかうわたしに彼は得意げに答えた。
「そりゃそうさ!おかあさんがいつも相手してくれるんだもん。」
彼はただ、わがままなマザコンにすぎなかった。

vol.63j
Mm by rori
*Mm登録解除
*自作Mm投稿