岩屋ダム −岐阜県益田郡金山町−
(99/06/26[SAT])
自宅県道93国道156県道79/94国道418/256板取村国道256/156八幡町
国道472県道86岩屋ダム県道86国道256/41県道58関市県道17自宅
10:30自宅発/16:00自宅着 走行距離:200km

 昨日の天気予報では、今日の降水確率を90〜100%なんて言ってたが、朝起きたら薄日も射してるし路面も乾いている。空を見ても雨が降り出す様子はない。そこで、急遽ツーリングに出かけることにした。

 地図をめくって、エイヤッ!で決めた目的地は、岩屋ダム。八幡町まではちょっと遠回りして国道256号を通る。
 国道418号で美山町に入り、そこから国道256号を北上する。この道は、冬季通行止め区間もある細い道であるが、今日は何故か車が多い。渋滞も発生しパトカーまで出ている。
 話によると、ここ板取村付近はあじさいの名所で、梅雨の時期は見物客が多いのだそうだ。しかも、今日と明日は「あじさいまつり」という催し物もあって、普段より人出が多いとのこと。たしかに、沿道には綺麗なあじさいが数多く咲いており(アジサイロードというらしい)、走りながら気にはなっていたのだが・・・、そういうことだったのか。
 幸い、催し物のメイン会場へ向かう道との分岐点を過ぎると車は少なくなったが、それでも、1車線の細い道の割には対向車が多い。そこで、安全のため左に寄って走行していたら、右カーブを曲がる際、カーブの外側に溜まった落ち葉と砂で前輪が滑って転倒しかけた。タイヤが滑るほど砂が浮いているようには見えなかったが・・・走行ラインの選び方にも神経を使う(慣れればどうってことないのだろうが・・・)。
 山道を下り終えると長良川に架かる橋を渡り、国道156号から国道472号を高山方面に北上する。途中、道の駅(明宝)で休憩。
 そういえば、今日はここまでバイクと全くすれ違っていない。先々週の国道41号とは大違い。みんな天気予報を信じてツーリングを取り止めたのだろうか。
 しばらく休憩した後、道の駅を出て472号を2kmほど北上し県道86号に入る。弓掛川沿いを通るこの道は2車線区間が多くなかなか走りやすい。沿道には田畑もあり、土と肥料の独特のにおいが漂いなんとなく懐かしい感じがする。
 県道86号を約15km南下すると東仙峡金山湖(岩屋ダムのダム湖)が見えてくる。さらに5kmほど走り岩屋ダムに到着。
 このダムも九頭竜ダム同様、そこら辺の岩を積み上げたような作り(ロックフィル構造というらしい)である。ダムの上にバイクや車で乗り入れることもできるらしく、ツーリング途中のバイクが5〜6台停まっていた。
 近くにあったダム資料館に行ってみると、ZZRの横で同年代のライダーが休んでいた。バイクがあまりにもピカピカなので慣らし運転の途中かと思ったが、走行距離は20,000kmを越えているとのこと。やはり日頃の手入れは大切。

 ダムの辺りを15分ほどブラブラして帰路につく。
 帰りは、県道86号、国道256号と南下して国道41号に出たあと県道58号で関市に入るいつものパターンである。
 国道256号を走行中、「飛騨金山ぬく森の里温泉」なる道の駅が目に付いたので寄ってみる。すると、案の定、共同浴場(温泉)が併設されていたので、汗を洗い流して帰るべくデイパックに常備のタオルを取り出す。
 浴場の中は家族連れや高齢者のグループで結構にぎわっており、雰囲気は町の銭湯と変わらない。泉質や効能はわからないが無色透明で肌がツルツルする温泉である。
 さっぱりして外に出ると、荷台に大きなタンクを積んだ軽トラックがやってきて、公衆トイレのそばで何やらやっている。よく見ると、公衆トイレと思っていたものは「温泉の自動販売機」で、地元の人が温泉のお湯を買いに来ていたのである。世の中にはいろんな自動販売機があるものだ。また、地元の農家が野菜の直売もしており、通常の道の駅と言うよりはこの地域の憩いの場といった感じである。

 温泉で寄り道したため予定より少し遅れたが、16:00頃自宅に到着。
 小腹がすいたので、娘を連れて小さいバイク(自転車)でドーナツを食べに出かける。途中、BMWのR1100Rを見かけたので「あのバイク欲しいなぁ」と言うと「大きくなってから!」と娘。まだまだ腕が未熟ということか。返す言葉がない・・・。


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